DVDやCDが読めない・書けない
同じくDVDドライブの不具合です。トレイは正常に開閉するのに、読み書きができない場合、ピックアップのレンズが汚れているか、寿命を迎えている可能性があります。
ピックアップのレンズ汚れの場合、クリーニングディスクを購入して清掃するのがてっとり早いですが、逆にクリーニングディスクの使用によって、レンズの寿命が短くなってしまうこともあります。タバコのヤニなどは、レンズの汚れの中でも、落ちにくいものになります。中古パソコンを購入する場合、外観をチェックして、タバコのヤニで汚れているものは購入しないようにするのがベストです。
購入したDVDやレンタルDVD、CDなどは読めるのだが、自分で焼いたDVD−Rなどになると読めない。あるいは、何度かリトライしてやっと読める。といった場合も、やはりピックアップのレンズがへたってきていると考えられます。
DVDとDVD−Rは、同じようなディスクですが、物理的なプレスによって作られるDVDと、レーザーによる色素分解という手法で記録されるDVD−Rでは、その読み取りやすさに違いが出てくるため、寿命が近くなると、まずDVD−Rが読めなくなり、その後、DVD−ROMも読めなくなるという段階をふむことが多いみたいです。
書き込みもできるドライブの場合、ハードな使用で意外と短期間で寿命を迎えることもあるのが、DVDドライブの特徴と言えるでしょう。
いずれにしても、物理的に寿命を迎えたハードウェアを、ソフト的にごまかして使うことは、不可能ではありませんが一般的には難しいため、諦めて新しいドライブを購入して入れ替えるようにしましょう。