中古パソコン

ハードディスクの故障

 一般的にそう認識されていないことが多いのですが、実はハードディスクというのは消耗品です。

 

 他の部品は、壊れてから部品調達しても間に合うといえば間に合うのですが、ハードディスクの場合、新品に交換するのは簡単ですが、中のデータが失われてしまうことになりますよね。そのため、壊れる前のバックアップ、そして保守というか予備交換(正常に動作している段階で交換してしまう)が重要になってきます。

 

ハードディスク故障の症状

 

 ハードディスクの故障といっても、そのレベルはピンキリです。

 

  • 異音がする(カチカチとかカリカリ、キーンなど)
  • 起動時に異常を示す表示が出る(SMART関係)
  • 電源を入れてもエラー表示でWindowsが起動しないが、そのままリセットをすると普通に起動する(ディスクの回転数が安定するのに時間がかかる)
  • パソコン画面が突然フリーズするが、数秒で何事もなかったかのように動き出す(IO関連の不具合)
  • 外付けディスクなどで、かるく叩いたりすると使えるようになる(ディスクを回転させるモーターの異常など)
  • パソコンから全く認識されない

 

ハードディスク故障の対策

 

 異音がする程度の段階で、新しいハードディスクを手配して、内容をバックアップしておけば、被害は少なくてすみますが、全く認識されない状態になってしまうと、ハードディスク復旧業者に頼んでも数十万から百万円を超える請求書が届くはめになるでしょう。

 

 中古パソコンの場合、ハードディスクはおまけと考え、すぐに新品交換しておいたほうが無難と思われます。